上海へ引っ越してきた当初、母親としての一番の心配事は、もうすぐ3歳になる娘の幼稚園決めでした。様々な情報誌で幼稚園を調べているとき、この「Whenever」でMorgan Rothschild Academy(以後MRA)に出会いました。
まだ中国語がほとんど出来なかった当時、ドキドキしながら見学に訪れてみると、そこには私の理想とする幼稚園がありました。
広い芝生の園庭には徒競走用のトラックがあり、子供たちが大好きなたくさんの遊具(ブランコや滑り台など)であふれていました。そして、教室内には明るい太陽の光がさんさんと降りそそぎ、壁には子供たちが作製した工作物や絵がたくさん飾られていました。先生方の人柄もとても温かく、緊張して私から離れられない娘に対し、何度も優しく名前を呼びかけながらハグをしてくれ、あっという間に娘の不安を取り除いてくれました。このMRAのアットホームな雰囲気にすっかり魅了されてしまった娘は、見学当日、なかなか家に帰りたがらなかったほどでした。
MRAでは英語・中国語での生活でしたが、クラスは少人数制(18人以下)かつ、先生を1クラス3人配置、と非常に手厚い体制でしたので、心配はありませんでした。娘もあっという間にお友達の名前を覚え、中国語も英語も話し始めるようになりました。そして、毎日、先生方が連絡帳に園での様子を細かく書いてくださるので、帰宅後の親子の会話や先生方とのコミュニケーションにとても役立ちました。また、何か心配事があればwechatでもすぐに相談でき、対応してくださるので、とても心強かったです。
語学の面で不安な気持ちもあるかもしれませんが、その大変さ以上に、MRAでは親子共々楽しい時間を過ごすことができました。残念ながら、浦東校は今年度で閉校となりますが、ぜひ、皆さん一度、浦西本園を見学してみてください。Morgan校長先生をはじめ、素敵な先生方とお友達が皆さんをお待ちしています!
2019 Wakoちゃんのおかあさんより